正しい姿勢って実は大変疲れることで良くなります!ということで話していきます。
今日は正しい姿勢を取り続けることは実は大変疲れることなんですよということについて話していきたいと思います。
姿勢をキーワードにしたテレビの特集や、雑誌、書籍もよく本当に良く見かけるようになりました。
なので正しい姿勢を維持することが、健康面やもちろん見た目もそうですが良くなっていくことはわかってらっしゃる方はどんどん増えてきているのだと思います。
しかし街を歩いていても正しい姿勢で歩いていらっしゃる方を見かけることはあまりありません。最近は若い方でも猫背になっていらっしゃる方も多くて整体師の自分からするととても残念で悲しい気持ちになります。
では何故正しい姿勢にならないのかということを深く掘り下げてみると、実は正しい姿勢をとるということ自体がとても苦痛なんですね。
さらに元々姿勢が悪い方が無理に正しい姿勢をとることは、もっともっと苦痛に感じてしまいます。
人間苦痛なことは基本的に長続きしません。どうしても自分を美しく見せたい!健康的になりたい!とか、確固たる決意と意志を持っていない限りは続けることが非常に難しいです。
では何故正しい姿勢を作ると苦痛に感じてしまうのでしょうか?
元々姿勢というのは身体についた「癖」が表面化した結果です。もっと具体的に言うと、筋肉についた癖が表面化した結果なのです。
(ここで「筋肉」と言っているのは「骨格筋」のことで、骨に付着している筋肉のことです。内臓系の筋肉は含みません。念のためですが。)
自分で意識して正しい姿勢に直そうととすると、自然と悪い癖がついた筋肉に負荷がかかりますから疲れてしまうのは当たり前なんですね。
そうなると
「正しい姿勢って本当に私にあってるの?」
とか
「この姿勢って本当に正しいのかしら?」
という疑問がわいてきて、姿勢を意識するのも苦痛だし、そんなこんなでついにはあきらめてしまうのですね。
とっても残念な話しです。
こういうときにまず受け入れなければならないことは、先にも書きましたが筋肉には「癖」がついているということをもう一度しっかりと理解していただきたいのです。
この癖によって姿勢が形成されていることをここでしっかりと理解してください。
ということはいい癖がついている方は結果としていい姿勢を形成していますし、悪い癖がついている方は結果として悪い姿勢を形成しているだけなのです。シンプルにこれだけ。
ならばいい癖をつけてあげればいいだけですね!
しかし癖とはまさに習慣であって、悪い習慣を変える事は非常に大変ですし、時間もかかりますし、それなりの忍耐力も必要になってきますね。
こうして書いてくると、良い姿勢を作ることは苦痛であることが当たり前になって来ませんか?
そうなんです。悪い習慣を良い習慣に変えるわけですから苦痛なのは当たり前なのです。
筋肉にいい癖をつけて良い姿勢になるためには苦痛がともなって当たり前なのです。
しかし苦労して正しい姿勢が身についたとき、あなたは必ず実感します。
「正しい姿勢ってこんなに楽なんだ!」
身体になんの負担もかかっていない状態。まさに身体が軽くなった実感!そんな感覚を手に入れることがあなたにも必ずできます!
この記事をご覧になっているということは、もうあきらめかけていたのではないですか?
ここまで読んでいただいたあなたが、もう少し頑張ろうかという気持ちになっていただけたなら、限りなく幸せに思います!
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