猫背はデメリットだらけ!早く治したい方のストレッチのコツ

猫背はデメリットだらけ!早く治したい方のストレッチのコツということでお伝えします。

猫背で困っていらっしゃる方は、大きく2通りいらっしゃいます。一つは見た目に悩まれる方。猫背の方は同時に頭の位置が前に出てしまい上目遣いになりがちです。こうなると見た目の印象が非常に悪いですね。

また猫背は姿勢だけではなく、痩せにくいということにも関係しています。お腹がぽっこりしたり、二の腕が痩せないなどの悩みの原因になることもあります。

もう一つは肩こりや首痛、頭痛などの症状に悩まれ困っていらっしゃる方です。姿勢がわるくなると身体のバランスが崩れて、身体の一部に負担が集中します。それが色々な症状となって現れるわけですが、これがひどくなると、胸郭出口症候群や顔面痛、三叉神経痛または顎関節の障害も起こしやすくなります。

猫背はストレートネックも引き起こしやすくなります。ストレートネックは頭が前に出ることで、頸椎(けいつい)は通常ゆるやかな前弯カーブを描いているものが、反対に後弯してしまい、頭の付け根が圧迫される形になります。そうなると更にアゴを引くことが出来なくなって、姿勢が悪化していきます。

猫背は座っている場合で立っている場合でも、普段の何気ない癖が引き起こしている場合が多いです。普段猫背にならないように姿勢を意識することも重要ですが、長く猫背の姿勢となっていたために固まってしまった筋肉もしっかりと緩めてあげる必要があります。そこで猫背に有効なストレッチをいくつか探してみましたので紹介します。

目次

あお向けで胸椎(きょうつい)を伸ばすストレッチ

胸椎とは背骨のなかでも肋骨がついている骨のことです。首と肩の付け根から胃の下あたりまでの背骨ですね。猫背は主にこの範囲の背中がまるまっているので、ここを伸ばしていきます。

あお向けになって丸まった背中の下にバスタオルを丸めて筒状にしたものを置きます。膝を曲げて立膝の形を作ります。アゴを引いてバンザイの姿勢に腕を持って行って30から60秒背中を伸ばします。このとき腰が床から浮かないように、腹筋にも軽く力を入れます。15秒程度休んでから3回続けると良いようです。

アゴを引いて胸を広げるストレッチ

背もたれのない椅子か台に腰掛けて、後頭部の頭蓋骨下のくぼみの位置で両手を組み、一度アゴを引きつけるように肘を前方に突き出します。その後顎の位置はそのままで正面を見て、肘を後ろに引いて胸を前に突き出します。このとき腰が反らないように腹筋でしっかり支えます。この状態で20から30秒維持します。15秒程度休んでから3回続けると良いようです。

小胸筋のストレッチ

小胸筋は腕の付け根から胸の中心に向かって扇型に広がる筋肉です。猫背によって方が内巻きになり、小胸筋が縮こまります。これをストレッチでしっかり伸ばしていきます。

あお向けに寝て膝を曲げ、立膝の形を作ります。片手で反対側の腕の付け根を押さえて床に着けるように押します。次に押さえた肩と反対側に身体を回していきます。つられて肩が浮き出す前で止めて30から60秒維持します。15秒程度休んでから3回続けると良いようです。

以上3つのストレッチを紹介しましたが、背中を伸ばし、胸を広げる形を作っていきます。先ずはこの3つから取り組んでいただいて、余裕が出てきたら別のストレッチも加えていくといいかと思います。

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