尿漏れの改善トレーニングは骨盤底筋群に注目!早く治したい方へ

尿漏れの改善トレーニングは骨盤底筋群に注目ということで早く治したい方へ解説していきます。

尿漏れは男性にも起こりますが、圧倒的に女性の方が多いです。中でも出産後に起こりやすい症状になります。
直接的な原因としては骨盤の底にある骨盤底の損傷です。骨盤底は筋肉や靱帯などで構成されており、通常は内臓が下がってこないように下から支えています。出産までは胎児を下から支えていた骨盤底が、出産時には伸びたり避けたりすることによって損傷し、尿漏れが起きるようです。ほとんどの女性がこれを経験しますが、次第に回復して症状は改善します。
しかしまれに1年たっても治らない方もおり、そのような方には受診することをお勧めします。
その他加齢にともなって筋肉量が減ったり、閉経によってコラーゲンの生成が少なくなると、骨盤底が硬くなってふたたび発症することもあるようです。

少しでも早く尿漏れを改善するべく、骨盤底(骨盤底筋群)の筋肉を鍛える事は非常に有効であるようです。

また、尿漏れには症状によって4つの種類があるといわれています。
おなかに力いれたときに漏れる「腹圧性尿失禁」。40代以上の女性に多いようです。

尿意を我慢できず、漏れてしまう「切迫性尿失禁」。過活動膀胱など膀胱が過敏になっているようです。

尿がうまく出せずに膀胱内に溜まり、少しづつあふれて出てくる「いつ流性尿失禁」。男性にもみられます。

排尿機能には問題がなく、認知症や体の動きが悪くて尿もれする「機能性尿失禁」。

なかでも、腹圧性尿失禁と、切迫性尿失禁には、骨盤底筋群のトレーニングが有効であると言われています。

早速トレーニングを紹介します。

体勢は、仰向けで寝て膝を立てた状態か、壁に寄りかかり座った状態で行っていきます。
姿勢を維持したまま身体全体をリラックスさせ、15秒程度肛門、尿道、腟全体を筋肉を使って締めていきます。お腹の方へ引き上げる感じにしていただくといいと思います。脚や腰に余計な力が入らないようにしましょう。
その後力を抜いて45秒程度リラックスします。この号帰依1分の周期を10回、つまり10分間繰り返します。

このトレーニングは慣れてくると、普通に座っている状態や立っている状態でも出来るようになります。
座ってやる時は、背もたれに腰と背中をぴったりとつけて、深く腰かけるのがコツです。
立ってたる時は、腰の高さぐらいになるテーブルを使って、足を肩幅ぐらいに開き、両手も肩幅に開き、テーブルについた状態で行います。

2から3週間で効果が実感できるようなので、地道に毎日続けてみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次