ダイエットするときにとりたい水、おすすめの水を紹介します。
水には色々な種類があって、含まれる成分や採られたところによって、味わいや効果に違いがあります。ここで体系的に整理しておきたいと思います。
今あたり目のように販売されているミネラルウォーターとはどんな水のことを言うのでしょうか。地下水であることは間違いないのですが、その中でも地層の中のミネラルが溶け込んだ水のことをミネラルウォーターといいます。そのほか人工的にミネラルをプラスしたボトルドウォーターもミネラルウォーターの一種です。
ミネラルウォーターはさらに水分の硬度によって硬水と軟水に分けられますが、ダイエットや便秘改善に有効なのは硬水といわれています。
水の硬度はカルシウムとマグネシウムの量から数値化される指標で、算出基準は統一されていません。ちなみに日本ではWHOの基準(水1リットルに溶けているカルシウムとマグネシウムの量を数値化した値が120mg以上)に比べ日本では同100mg以上としています。日本のような島国は国土が狭いため、地層でのミネラルを吸収する期間が短くなりますから軟水に分類されるミネラルウォーターが多いです。一方でヨーロッパや北米のような広大な大陸では平たんな大地によって地層に接する期間が長くなりますので、硬水が多くなります。
このように硬水はカルシウムやマグネシウムなどのミネラルを多く含んでいるため、ダイエット中に陥りがちなミネラル不足を補ってくれる働きがあります。
天然水に含まれるカルシウムは、非常に粒子が細かいカルシウムイオンなので、体内への吸収率が非常に高いです。というのもカルシウムは非常に体内に吸収されにくい栄養素として有名であり、牛乳や小魚よりも効率よく吸収することは出来ます。
体内吸収されたカルシウムは脂肪の燃焼を促進し、脂質の吸収を抑えます。
一方で、マグネシウムは腸の水分を便に取り込んで、便をやわらかくすることで、便通を促進します。便通が良くなるとダイエットのみならず、美肌にも有効であったり、糖の吸収を抑える効果もあり血糖値を抑える効果もあります。
このように硬水を日常的に摂取することは、ダイエットや便秘の改善のみならず、骨粗鬆症への対応、血糖値の改善に効果もあります。
お店で注意して見てみると、意外と多く硬水のミネラルウォーターを見かけることができます。長い期間にわたって常用するものですから、入手しやすいルートを探しておくことも長続きの秘訣かと思います。結構重いものですから最近ではネット販売をかしこく利用されている方も多いようです。定期的に届けてくれるサービスもあるようですので、根気よくご自分に合ったサービスを探してみてくださいね。
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