腸内環境に注目!悪玉菌を減らし善玉菌を増やして改善する

腸内環境に注目!悪玉菌を減らし善玉菌を増やして改善することについて紹介します。

普段見落とされがちの腸ですが、人体ではもっとも大事な臓器とされています。
第2の脳ともいわれ、脳からの指令がなくても独自に活動する事ができる臓器になっています。

もともと腸は生命の根源とされており、胎内でも先ず腸が形作られて、口、肛門が形成されていきます。
口から入った食物は、胃で消化されて腸まで来て初めて栄養が吸収されます。ですから腸内環境を整えておくことは非常に重要になってきます。

では腸内環境はどのようにしておくべきなのでしょうか。指標としては「腸内バランス」と言われ、大腸内に生育している細菌の構成バランスを正常に保つことがひとつになります。その割合は善玉菌が20%、悪玉菌が10%というバランスになっています。残りの70%の菌は「日和見菌」といって、両方の働きをする菌です。

善玉菌を増やすことは大切ですが、それだけでは栄養素を十分に吸収することはできません。
先ずは腸内をきれいにすることから始めるが大切です。

アルコールやたばこを控え、食物繊維をしっかり取って、適度な運動を取り入れることで、腸の蠕動運動を活発化させます。直接的な腸内洗浄も効果的ですが、信頼できるクリニック選びなど敷居が高い部分もあります。

善玉菌を多くとることが最も重要になりますが、一度に多く摂取するのではなく、毎日継続して習慣にしていくことがなによりも大切です。大きく食物繊維、オリゴ糖、乳酸菌、グルタミンなどが効果的です。

食物繊維には、水溶性と不溶性のものがあり、両方とも摂取することが大切です。また乳酸菌と一緒に摂取するとより効果的です。こんにゃくや海藻などの水溶性食物繊維は、腸内の有害物質を排泄しやすくします。
大根やゴボウなどの不溶性食物繊維は腸で糖質の吸収を緩やかにする効果があります。

オリゴ糖は牛乳や玉ねぎ、大豆などに含まれています。これらはビフィズス菌の増殖やミネラルの吸収をを助けたり、腸の働きを活発にします。

乳酸菌は腸内の善玉菌を増やす働きをすることで有名です。動物性乳酸菌はヨーグルトやチーズ、植物性乳酸菌は味噌や漬物、キムチに豊富に含まれています。

グルタミンは不足すると腸内で細菌やウィルスが活発化して病気になりやすくなります。比較的広範囲の食品に含まれますので、バランスの取れた食生活が重要になります。

腸環境というものに普段から意識を向けていただいて、健康づくりの一つの指標にしていいただくと、ストレスや美容にも良い効果をもたらすでしょう。

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