ゴマの効能はゴマの種類によって効能は違うのでしょうか?

ゴマの効能はゴマの種類によって効能は違うのでしょうか?
ゴマの種類は世界には3,000種類ともいわれていますが、大雑把に白ゴマ、黒ゴマ、金ゴマの3種類があります。
これは見た目の皮の色の違いなのであって、ゴマの種類によってそんなに成分や効能の違いはありません。

目次

ゴマの栄養や効能について

ゴマはそもそもたんぱく質、脂質、カルシウム、リン、鉄、ビタミンA、B、D、E、亜鉛、ミネラル、食物繊維と豊富な栄養が含まれています。

その半分は脂質です。ゴマの脂質は必須脂肪酸といわれるリノール酸やオレイン酸などのことで、血液をサラサラにし、コレステロール値を下げたり免疫力を高める効果があります。

次に多いのがタンパク質で、ゴマのタンパク質は体内で生成できない必須アミノ酸を多く含んでいます。また「ゴマナグリン」という抗酸化物質が含まれており、活性酸素の除去に貢献してくれます。また、ゴマナグリンはストレス成分を分解してくれるという話もあります。

意外にもゴマのカルシウム含有量は豊富で牛乳やチーズをはるかに上回るそうです。

ごまのミネラル特質はセレンが含まれていることです。セレンは抗酸化作用があり、酸化による老化や組織の硬化を抑制する働きがあります。

ゴマの色による違いは?

白いゴマは世界中で生産されていて日本でも白ゴマが一番生産されているようです。成分的には脂質が多めでごま油として使われることが多いようです。

黒いゴマは世界でも中国などで主に生産されています。黒い皮の部分にはアントシアニンやリグニンが含まれています。カルシウムも多めに含まれています。アントシアニンはブルーベリーにも含まれていて眼精疲労などに効果があるようです。リグニンは整腸作用があるそうです。

金色のゴマは世界でもトルコが有名だそうですが、日本での生産も増えてきています。成分的には白や黒に比べて脂質が多めですからしっかりした味わいがします。また香りも良いので高級な料理で使われることが多いです。

効率的にゴマを摂る料理

このようにいいとこだらけのゴマですが、なかなか習慣的に摂るのは難しいですね。料理にふりかけて食べても良いのですが、そんなに多くを摂れるわけではありません。
できるだけおいしくたくさんのゴマを摂れる料理のおすすめは、「ゴマ豆腐」です。小皿一皿分でも11グラムのゴマを摂取することができます。

まとめ

ゴマの色によってさほど成分の違いはありません。ゴマはパフォーマンスの高い食品ですので、ゴマ豆腐などで効率よく取り入れていただきたい食品です。

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