量子論ですべては「詰まっている」という話し

なんとも解りにくいですが、すべては「詰まっている」ことについて話してみたいと思います。

目次

素粒子について定義してみる

存在するものすべては量子でいう素粒子から成り立っていることを話しました。
素粒子の性質として知られているのが、

粒であり波である

時間の概念が存在しない

観察意識をすると存在確率が1に近づく

の3つになります。

ますます理解に悩むところではあるかと思いますが、無理やりまとめてしまうと、

「すべては今ここに存在しており、意識によって意図したものが物質化され、まるで時間が流れているように目の前に現れる」

ということになるのではないかと考えています。かなり乱暴ですがばらばらに考えるよりもこうしてしまった方が解りやすいかもしれません。

子供のころ「だるまさんがころんだ」という遊びがあったかとは思いますが、振り返った時(意識した時)にそれまで動いていたものがピタッと固定される感じでしょうか。これが波から粒になるイメージに似ていますね。

素粒子をさらに分解すると

ではさらに素粒子の元というのは存在するのでしょうか。これが存在しますというかまだ完全に証明されたわけではありません。
ひとつには「超弦理論」という仮説があり、ひもの振動状態が素粒子であると説いています。ということはすべての物質は「ひも」の振動の仕方による表現ということになります。空間どころかその空間もひもで埋め尽くされていて、我々の周りはひもだらけなんですね。

さらにそのひもがどこのエネルギーで振動しているかというとゼロポイントフィールドと呼ばれるものになります。
ゼロポイントフィールドとは、絶対零度マイナス273度で熱エネルギーはないはずなのに膨大なエネルギーが動いている場所です。

すべての源はゼロポイントフィールド

その超巨大なエネルギーがひもを振動させてこの世のすべてのものを作り出しているのです。そしてこのエネルギーは我々の現在過去未来の意識や想念でもあります。ということは我々ひとりひとりの意識だけではなく先祖代々の意識や神様の意識まですべてゼロポイントフィールドには存在しています。

先祖として崇めるもの、神様として崇めるもの、亡くなった方のことを想う。これらはずべてゼロポイントフィールドに存在しているので、意識で繋がる事ができる可能性があるといえるのではないでしょうか。「祈る」という行為は意識から湧き上がる自然な行為なのかもしれません。

時間というものは幻想でしかありません

ゼロポイントフィールドには時間が進む観念などありません。実は時間とは現実世界で勝手に作り出した概念にすぎません。現に時間は遅く流れたり早く流れたりしませんか?

それは気のせいではありません。現実世界はまるでパラパラ漫画のように、瞬間瞬間がものすごい速さでつながったものでしかありません。その一瞬一瞬を決めているのが我々の意識です。

我々には「こうでなければならない」という固定概念がたくさんあります。実はその通りに現実世界が動いているだけなのです。

未来や過去は変えられる

ゼロポイントフィールドにはあらゆる可能性の現実が過去現在未来で存在しています。だから次の未来は何も今の延長でなくとも良いのです。しかしその先へいきたいといくら想っても現実にはそうなりません。

それは顕在意識で想っているだけで意識の大半を占める潜在意識にはそうはならない想いがあるからです。極端な話もし百パーセント信じ込むことが出来ればその未来はパラパラ漫画の間に挟まれすぐ目の前に現実化され現れます。

なので個人的に未来の占いは信じません。必ずしも意識が今の延長線上にはならないからです。同様に過去についても同じ事がいえます。

もちろん過去に起きた出来事は変えることはできませんが、過去の思い出というのはその出来事とそれに伴う感情がセットになっています。だから起こった出来事自体は変えられませんが、感情は変えることができますので、そういう意味では過去も変えられると言えるのではないでしょうか。

すべてはここに詰まっている

ということで、すべては今ここに存在しているという話しでした。

すべてはゼロポイントフィールドに存在していてそれは今ここで現実化しています。だからすべては詰まっていて、空間にみえる所すらエネルギーが詰まっているということになります。

ちょっと違和感があるとは思いますが、腑に落ちると色々なものの見方が変わってくるように思えないでしょうか。

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